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沙羅双樹の花のブログ

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安さを追求することは、命を削ること~鈴木宣弘 東大大学院教授のご講演~


20171113鈴木宣弘先生  
~鈴木宣弘先生~

20171113田中一郎さん 
~田中一郎さん~


 2017年11月13日に、スペースたんぽぽで行なわれた鈴木宣弘東大大学院教授のお話を伺ってきました。「TPP11、日米経済対話、日欧EPA、そして、そうする・どうなる日本農業」と題する鈴木先生のご講演が始まる前には、ちょぼちょぼ市民連合の田中一郎さんの「農業への基本的視点」のお話もあり、とても充実したシンポジウムでした。
 
 鈴木先生のご講演は、今一番の注目を集めている「TPP11の大筋合意はあったのか、なかったのか?」を始めに、難しいテーマではありましたが、分かり易くお話して下さいました。当ブログにも、翌日の東京新聞の記事を貼付しましたが、やはり、合意には程遠い内容だったようです。「大筋合意」だけが新聞紙上を賑わし、各メディアもそれに追従する。すでに合意されたものだとの認識に立った上での国会の議論と、一からの議論では結果は自ずと違ってきますからね。今流行の「印象操作」でしょうか?国民も舐められたものです。
 
 先の衆院選での、希望の小池さんと民進党の前原誠司さんのナイスアシストで、自民党が圧勝し、安倍政権が生き延びたわけですが、この選挙の裏話も面白かったですよ。一国民としては、安倍政権が崩壊し野党が政権を担う事になればそれこそ万事よしなのですが、TPPを推進する安倍さんにとって、小池、前原らの民進党(リベラル派)ぶち壊し作戦が功を奏してニンマリと言ったところでしょうか。
 
 究極の媚び諂い外交・・・鈴木先生の言ですが、日本国民の命を差し出してもアメリカに追従する安倍政権の対米従属姿勢は、食の安全の観点からも到底許されるものではないでしょう。TPPなど難しい話がよく理解できない私のような一般主婦でも、「エストロゲン」と言えば、ピ~ンと来ます。恐ろしいことに、次は、エストロゲン600倍のアメリカ産牛肉のお話が!!!女性ホルモンのエストロゲンと言えば、乳癌などの発がん性が指摘されていますが、自分の身の安全を守るためには、アメリカ産牛肉は安くても買わない方が無難だなと感じました。これ、消費者の知恵ですが、安かろう悪かろうは頭に叩き込んだ方が良いのかも知れませんね。
 
 そのエストロゲン600倍に関しては、ネットでは記事になっていますが、テレビや新聞では正確な情報は得られないようです。『今、入っている農産物の安全性の情報を共有しなくてはいけない。』鈴木先生のお話に頷きながら、成長ホルモン入り牛乳の話に唖然とする!!!スターバックスではこの成長ホルモン入りの牛乳は使用されていないようですが、日本ではどうなんでしょう?情報が少なすぎますね。
 
 又、所謂、「狂牛病」の危険性なんて、もう日本人は忘れてしまったのでしょうか?BSE汚染牛の輸入規制の緩和どころか撤廃も、日本政府はその準備を始めたようです。国民の命の軽い事、軽い事!政府の従属アッピールも凄いですね。本当に腹が立ちます。
 
 さて、当日の目玉?は、『安さを追求することは、命を削ること』と力説なさった鈴木先生が、最後に『希望~最終的には勇気をもって真実を伝える人々と国民[消費者]の行動が事態を動かす。』と仰った事です。先生のレジュメはネットでも全公開されていますので、そちらも合わせてご覧いただくと、先生が今、伝えたい事、伝えなければならない事が判ります。レジュメP.15にある「利益相反の権化」・・・これ、とても重要なので皆さんには是非、読んで頂きたいと思います。1%の為に99%が犠牲になる・・・天才パフォーマー小泉純一郎以来、日本は何処に向かっているのでしょうか?



※ちょぼちょぼ市民連合・田中一郎氏講演(農業への基本的視点)
   
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Category - TPP交渉差止・違憲確認訴訟

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