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沙羅双樹の花のブログ

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タケナカシゲル氏講演 #ケッチって火炎瓶 どころじゃない!「安倍首相・下関暴力団スキャンダル」

20181027第109回草の実タケナカさん 


2018
1027日に雑司が谷地域文化創造館で行われた第109回草の実アカデミーに参加してきました。今回の講師は、タケナカシゲルさん(覆面作家)で、第一部はタケナカさんの基調講演、第二部は基調講演の続きと参加者との質疑応答がありました。この日の勉強会ではジャーナリストの寺澤有さん、西道弘元公安調査官そしてジャーナリストで法政大大学院講師の神林毅彦さんが取材をしていらっしゃいました。

 

第一部の講演でタケナカさんは、所謂「#ケチって火炎瓶」と呼ばれる安倍晋三宅放火未遂事件に絡む疑惑について解説なさいました。勉強会のお題も「ケチって火炎瓶その2」でしたが、私を含め多くの参加者がこの放火未遂事件の真相が知りたくて参加されたようです。

 

ネットでは、元々ジャーナリストの山岡俊介さんと寺澤有さんが長年取材をしてこられたこの「安倍晋三宅放火未遂事件」は「ケチって火炎瓶事件」として広く拡散され、多くのネットユーザーも安倍宅が放火されそうになったのも、選挙妨害の報酬500万円のうち実際に小山佐市さんに支払われたのが300万円で200万円ケチったからだ・・・と言うふうに事件そのものが矮小化されて伝わってしまったようです。弱者にはとことん予算を削るいかにもケチな安倍さんに相応しいキャッチコピーだと思うのですが、タケナカさんのお話では、少し違うようなのです。放火事件の背景には、安倍事務所による小山さんへの選挙妨害依頼があったのでしょうか?その見返りは、たったの500万円だったのでしょうか?

 

支払われたとされる300万円ですが、支払い名目というのも絵画代金で、なおかつ、安倍事務所の秘書である佐伯伸之さんが支払ったのではないかと言われています。安倍総理(当時は議員)の後援会の人がその絵画を欲しいと言うので300万円出したと言う形です。だから500万円を300万円にケチって火炎瓶というのはキャッチコピーとして面白いけど必ずしも実情では無い。・・・と言うのがタケナカさんのご説明でした。押さえるところは押さえねば!しかし、その絵画代金300万円をかすめ取った恐喝罪で逮捕されてしまった小山さんにしてみれば、逮捕劇そのものが警察の作り話、やらせ、つまり冤罪だったのではないか!?とのご主張もなるほど頷けます。(注:佐伯秘書に対する300万円の恐喝事件で逮捕ー起訴猶予処分)

それから一番気になる動機という点ですが、選挙妨害をした動機、違っているんじゃないかとタケナカさんは仰っていました。一義的には小山さんが安倍事務所側に要求したのは、

  (大型ショッピングセンターのジャスコ誘致させるために)ジャスコを作る時の都市計画道路を延長してほしい、事業計画を変えてほしい。

店舗(テナント)としてジャスコに入りたい。

これが動機であるなら、500万どころの騒ぎではありません。素人目にも億単位が動くはずですから。

もう一つ安倍側の動機としては、1996年の小選挙区制の選挙の時に安倍総理と古賀敬章さんの票差が僅差であった点。とても重要だと思います。古賀さんの台頭が安倍自身の落選に繋がるのではないかとの不安から安倍事務所が19994月の下関市長選で、安倍さんの息の掛かった候補(江島潔さん)の対立候補(古賀さん)への選挙妨害を、暴力団ではないが、暴力団と繋がりのある建設会社会長の小山さんに依頼したのではないか・・・そこが「#ケチって火炎瓶」の出発点なのではないでしょうか?

20181027選挙結果


(山岡さんのアクセスジャーナルより引用:古賀敬章氏は、9610月の選挙では安倍首相の対抗馬としても出馬。金城湯池の山口4区で安倍氏の約93000票に対し、古賀氏約6万票と善戦。もし、安倍氏の最大の地元・下関市の首長として実績を積み、代議士返り咲きを狙われれば安倍首相自身も危ないと大変な危機感を持っていた)

 

実際に小山さんは、古賀候補の誹謗中傷ビラをまいたのでしょうか?選挙結果は、古賀さんが落選し、安倍事務所が応援した江島さんが当選しました。結果は双方満足なはず。で見返りは?と次の話になります。慈善事業やボランティアではないので、公選法を犯してまで小山さんが中傷ビラをまくはずは無いのですが、(小山さんはまいていないと主張しているそうです。)上述のジャスコの美味しい話もありましたので、まいたのかなと素人の私は思いましたが、小山さんで無ければ、一体誰がまいた?

 

で、選挙妨害に対する見返りがなく、怒った小山さんが、20006月から8月にかけて、安倍さんの自宅や後援会事務所など、4か所に、火炎瓶で放火を試みたらしいです。この事件で小山さんは逮捕され、起訴され最終的には懲役13年を福岡地裁に言い渡され刑に服しました。出所後の今年、事態は急展開を迎え、小山証言やら証拠(1つの「願書」と、2つの「確認書」)の類いが山岡さんによって公開されたのです。

 

「ケッチって火炎瓶」が、報酬500万円の約束を200万円ケチって300万円しか支払わなかったレベルの話では無く、暴力団をも巻き込んだ重大疑惑であった事がタケナカさんのお話で分ったような気がしました。

 

2部の質疑応答では元公安調査官の西道弘さんが質問、と言うより若干の補足説明をなさいました。市民活動家の方々からの活動報告(笑)や質問もあり暴力団・工藤会などと言う一般人にはあまり縁のない、しかし人々の社会生活に深く根付いた存在である暴力団について多くの議論がなされ、とても充実した勉強会でした。暴力団廃止条例をもってしても暴力団はなくならない。警察が予算獲得のためにも暴力団の存在が必要?とても驚きました。警察と暴力団と政治家の関係って、互助会なのでしょうか?

 

当日のタケナカさんの講演はYouTubeにもアップさせて頂きましたので、関心のある方は、是非ご覧下さいませ。

 

1-2 タケナカシゲル氏【基調講演】 #ケチって火炎瓶 その2「安倍首相・下関暴力団スキャンダルの現代史的検証」


2-2 タケナカシゲル氏【質疑応答】 暴対法が社会に与える影響~ #ケチって火炎瓶 その2「安倍首相・下関暴力団スキャンダルの現代史的検証」





20181027代109回草の実林さん
草の実アカデミー代表の林克明さん
20181027代109回草の実寺澤有さん
タケナカシゲルさんを取材中の寺澤有さん
20181027第109回草の実レジュメ
レジュメ

20181027代109回草の実林さんとタケナカさん
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Category - 草の実アカデミー

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