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沙羅双樹の花のブログ

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いよいよJR東日本の隠蔽工作が明るみに!?(新宿署違法捜査憤死事件・第9回口頭弁論)

平成24年12月17日(月曜日)に東京地方裁判所第803号法廷で開かれた「新宿署違法捜査憤死
事件」の(原田信助さんの国賠訴訟)第9回口頭弁論を傍聴してきた。前回同様原告側には、原告
の原田尚美さんと代理人の清水務弁護士をはじめとする5名の弁護団が、又、被告の東京都側には、
4名の代理人がそれぞれ11時30分からの開廷を待っていた。傍聴席にはジャーナリストの寺澤有さん
林克明さん、渋井哲也さんらのお顔も見えた。傍聴席は20名程の傍聴人で埋まっていた。




清水原だ




前回の第8回口頭弁論では事件発生時間の「23:05」が問題になっていた。裁判官の心証も幾分
原告寄りになったのではないかとの期待を持たせたが、今回の第9回口頭弁論では更なる前進が
あった様だ。閉廷後に隣接する弁護士会館で、清水務弁護士による報告会が開かれたが、その
様子はYouTubeにアップさせて頂きましたので、関心のある方は是非ご覧下さい。

提訴当初は、新宿署の違法捜査、信助さんへの違法な取り調べが争点となっていたが、ここにきて
JR東日本の動きにも裁判所は関心を示すようになった。前回原告が求めたのは、JR東日本が撮影し
た事件当時の防犯カメラの映像 (22:50-23:15の映像)、駅長室日誌、そして相互暴行事件の
記録などであったが、今回出てきたのは、駅長室日誌ではなく業務日誌であった。又、相互暴行
記録に関しては、原田信助さんが加害者となった暴行記録は存在しない事、(加害者として送検し
ていないし、おそらく捜査もしていない)信助さんが被害者となっている暴行事件は、記録は存在
しているが出さない(応じられない)と言う事が明らかになった。

先の業務日誌にしても、母親で原告の原田尚美さんが新宿駅の助役から見せられた日誌は、手書きの
大学ノートであり、今回提出されたのは、それとは違うものであった。しかも110番通報の時刻は
23:05 が消され 23:25 に訂正されていた。

ここで新たに登場したJRの主張や動きについてまとめると・・・

◆防犯カメラの映像は既に消去されており存在しない。
◆JR東日本は、原告が請求した駅長室日誌の代わりに業務日誌を出してきた。

そこには注目すべき点が書かれてあるらしい。警察要請件数なるものだが、当日は3件記録されていた。
1件は15:25であり、2件目は21:15、そして3件目であるが、23:05と書いてある。おまけに23:25
と手書きで訂正されていたが、これは何を意味するのか?清水弁護士によると、新宿署で直したものが、
JRの方で直して回答としたと言う事らしい。23:05 を消して 23:25 と手書きで書き直す意味は何処
にあるのか?裁判所もようやく事件の真相に気が付いたようだ。つまり、この事件がただ単に警察の
取り調べの問題だけでは無い事を。

要はJR東日本としては、JRの職員たるもの、乗客に暴行した事実が明るみに出れば、それこそ信頼も
失ってしまう。職員が積極的に暴行に加担していたとなれば、JRはその事実を隠蔽したい。JRと警察は
協力し合って、前途有望な若者の原田信助さんを自殺に追い込んだ・・・とも言える。
少なくとも痴漢冤罪が晴れた事を新宿署を後にした信助さんに告げなかった重過失は消しようがない。

これからの裁判の展望も報告会では語られた。
当初の趣旨から思わぬ方向へ流れた裁判であったが、原告の唯一の証拠は信助さんが取り調べの状況を
録音したICレコーダーだけであるが、清水弁護士によると、目撃証言は当てにしていなかったそうである。
私は第1回から全ての公判を傍聴してきたが、清水先生が「あっちからたくさん証拠を出させ、そこから
矛盾点を突いていく」作戦が功を奏したのか、突っ込みどころ満載のJRのアホ文書(by清水弁護士)も出
てきて今後の裁判から目が離せない。当然、駅員や助役の証人尋問も必要であると清水弁護士が仰る。
(よくあるパターンの替え玉証人だったりして?)早く証拠を出せと裁判所から急かされる清水弁護士だが、
次回の公判に何が出されるのか!?これからもこの裁判の行方を注視したい。


次回公判期日は、平成25年3月5日 11:30 より 第709号法廷で開かれます。
多くの方の傍聴をお願い致します。




第9回口頭弁論報告会【新宿署違法捜査憤死事件】警察・検察に初めての溝




第8回口頭弁論の様子はこちら↓
【裁判傍聴】警察が事件発生時間をズラしたい理由(新宿署違法捜査憤死事件)

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Category - 新宿署違法捜査憤死事件

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