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沙羅双樹の花のブログ

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検察による弱い者イジメ、明日は我が身!『四00万企業が哭いている』

Category - 読書タイム

400万企業が哭いている




講談社の『四00万企業が哭いている ドキュメント検察が会社を踏み潰した日』(石塚健司著)
を読み終えました。去年の10月に八重洲ブックセンターで石塚さんのお話はお伺いしましたが、
残念ながらその時点ではこちらの本を読んでいませんでした。郷原信郎先生の『検察崩壊』は
既に読み終えていたので、ある程度は石塚さんの本の内容は分かっていたはずなのですが。。。

さて、法律の知識も税務の知識もない私ですが、『検察崩壊』を読んだだけでは今ひとつ理解
できなかったこの融資金詐取事件(粉飾決算で銀行を騙して融資を受けた)の中身ですが、
郷原先生と石塚さんのご本を通して事件の構図、そして検察の実態を知ることができました。

巨額詐欺事件とか粉飾決算絡みの犯罪は、どうも一般庶民とは無縁に思われるかも知れませんが、
今回検察がいとも簡単に踏み潰した企業は、誰もが知る大企業ではなく街の中小企業であり、
経営者は真面目一筋の方。細々ながらアパレルの小売業もしている私には季節による売上の変動
や仕入れや在庫調整、売掛金・買掛金の仕組みも分かっているので、この事件はより身近に感じ
る事ができました。まさに検察による中小企業いじめの根本にある原因(理由)は何か?を見て
いかないと全体像を見失ってしまうのです。私が不思議だったことは、一応被害者である銀行が
こんな事件が立件されて融資先が潰れたら元も子もない(融資金が焦げ付き回収不能になる)
のに、何故被害届を出したのか・・です。石塚さんの本にもそこら辺の事情が書かれてありますが、
良く考えれば誰も得をしないばかりか、実際の加害者は東京地検特捜部なのではないのか!?

返済可能な融資金を詐取したとして捜査の対象になった朝倉さんの会社に強制捜査が入った時点で
融資金そのものは返済不能に陥るわけで、実際、朝倉さんの供述調書を見ても検察の悪意に満ちた
ツギハギだらけの作文でしかなく、その嘘と欺瞞だらけの特捜部の捜査によって被害を受けたのは
一義的には銀行であろうが、実際は朝倉さん自身であり、朝倉さんの取引会社及び関連会社なので
す。平たく言うと、返せるお金を返せなくしたのは特捜部なのですから、この詐欺事件の加害者は
特捜部であるとも言えるのです。しかも被害金額を一億円にしないと特捜のメンツが立たない・・・・
とか、本当にずる賢いが頭の悪い連中ですね。そのお陰で国民の検察への信頼はゼロになってきて
いる。引き返す勇気を持つ・・・なんて、どこかで聞いたフレーズだけど、間違ったと確信した時点で
引き返せばいいはず。謝ればいいはず。謝ることを知らない検察と警察は本当によく似ています。

確かに一点だけを見て全体像が見えなくなるのはよくあることですが、そもそも特捜部が捜査をする
事件でもないと思われるこの事件で、朝倉・佐藤両氏逮捕・起訴に至る過程から検察の抱える問題点
も浮かび上がってきたようです。こりゃ今のうちに膿を全部出さないとダメですね。
もう遅いかも知れないけれど。

石塚さんが少し躊躇なさった所謂「詐欺犯の擁護」ですが、本書では「詐欺犯であることは間違いな
く詐欺犯である」中小企業経営者の朝倉亨さんや経営コンサルタントの佐藤真言さんにのめり込んで
いった様子も書かれています。最終章の佐藤さんのお母様の詩は、涙なくして読めませんでした。

因みに私は朝倉さんへの実刑判決回避のための嘆願書に署名し僅かばかりですが、寄付と言う形で
裁判所に減刑の嘆願をしましたが、(一括して郷原事務所で取り扱って下さいました。)
普通の市民のただ朝倉さんを救いたいとの思いが裁判所を動かしたのでしょうか、取調べのため弁論
も再開され、判決は一時延期されました。しかし期待した控訴審判決でも実刑判決は免れなかった様
です。
 


詳しい解説は・・・郷原信郎が斬る「正義を失った検察」の脅威にさらされる「400万中小企業」
ご覧になって下さい。






*元社長に2審も実刑 震災支援めぐる詐欺事件

東日本大震災で売り上げが減った中小企業への緊急支援制度を悪用し融資を受けたとして、詐欺罪に問われた
東京都内の衣類販売会社元社長、朝倉亨被告(49)の控訴審判決で、東京高裁は30日、懲役2年4月の
1審東京地裁判決を破棄、懲役2年を言い渡した。


*佐藤真言さんを応援する会
*郷原信郎弁護士の記者会見と朝倉亨さんへの減刑嘆願書
*郷原信郎×石塚健司対談@八重洲ブックセンター(検察に時限爆弾炸裂か!?)
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2 Comments

マルコ王子の母  

No title

この話、昨年、郷原弁護士、八木啓代さん、孫崎享さんなどのセミナーが開催された時、ご本人がいらして、いきさつを話していらっしゃいました。考えられないような実態があることに驚かされました。

2013/01/16 (Wed) 22:49 | EDIT | REPLY |   

沙羅  

No title

おはようございます。私がお話を伺った八重洲ブックセンターでの郷原×石塚対談の少し前のシンポジウムに参加されていましたね。八木さんのお話は八重洲では「質問」という形で聞くことが出来ましたが、中身の濃い対談でした。ご一緒する機会がございましたら、是非♪

2013/01/17 (Thu) 09:10 | REPLY |   

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