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沙羅双樹の花のブログ

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【裁判傍聴】放射線治療の副作用についての医師の説明義務違反

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横浜地裁で開かれた「医療裁判」を傍聴してきた。
 
原告は、治療方針を巡って担当医から十分な説明を受けていなかったため
結果として現在に至る迄副作用に悩まされたとして、担当医師と市営病院を提訴した。
原告は、治療を開始するにあたって担当医師から副作用の説明を充分受けていれば治療を
選択しなかったと意見陳述した。
 
法廷の原告席には原告と訴訟代理人が座り、被告席には被告側訴訟代理人一人が座った。
2時に開廷。傍聴人席には被告の関係者と思われる傍聴人を含め14人が陣取っていた。
今日の口頭弁論では本人尋問が行われたのだが、被告の女性医師は訴訟代理人の質問に
淡々と答えていた。不思議なことに、被告はか細い声だが淀む所無く長い尋問に答えていた。
 
詳細は省くが、本訴訟は原告に対して被告が治療方針及び副作用の詳しい説明をしたか否か
が争点である。要は副作用の説明を原告が担当医師から受け、納得の上で治療を開始したか・・・
であるが、被告の「治療をするか?」との問に対して原告は「やります。」と返答したと被告は述べた。
又治療を開始した後患者本人の意志で治療を中止した患者がいるかとの代理人の質問に対し
被告は「いない。」と答えた。
 
原告側訴訟代理人の被告への尋問が始まった。
代理人は深刻な副作用の説明が行われたかどうか、詳細に被告に対し尋問した。
副作用が永続することの説明はなされたか?治療を止める選択肢はなかったのか?
 
ここで二人の裁判官(男性)が目と目を合わせて笑っていた。
 
医師(被告)による副作用の説明後原告の反応はどうであったかの質問に対して
被告はよく覚えていないと答えた。
 
裁判長が居眠りしていた。(2:40から数分)
 
更に原告側代理人から被告に対して、原告の症状は治療による副作用であるのかと問いただした
のに対し、被告は「副作用ではない。」と答えた。
 
■ここで裁判官から被告尋問。
過去に同様の治療をして患者からクレームがあったかどうか?被告は「ない。」と答えた。
 
■ここから原告への尋問が始まった。
詳細は省くが、担当医師(被告)から副作用の説明が全くなかったこと、医師は自信なさそうに
副作用が書かれてあるペーパーを棒読みし、具体的な説明もなく声も小さかったこと、
(私も法廷でそう思った。)等を述べた。更には原告が治療の中断を被告に申し出た時には
被告から、中断すると効果が上がらないから一緒に頑張りましょうと言われたとも述べた。
 
■ここから裁判所への意見陳述。
■ここから被告側訴訟代理人の原告への尋問。
 
重要な尋問は、原告が一般の人より医療知識があると認めた点、最終的に原告が自分の意志で
治療を受けた点、及び担当医師(被告)に副作用の説明が分かりづらいと原告が伝えたか
否かの質問で原告が「言っていない。」(伝えていない)と述べた点である。
 
裁判官からは現状の副作用についての質問があったが、要領を得ず原告は上手く返答出来なかった。
裁判長からは、医師からの説明を受け納得しなかったのか?説明時におかしいと感じなかったのか?
最良の治療であると原告本人も考えたのか?などの質問があった。
 
 
次回で判決言い渡し。
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