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沙羅双樹の花のブログ

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証人尋問での裁判所の対応が見もの!【新宿署違法捜査憤死事件・第11回口頭弁論】

平成25年5月20日に東京地裁で新宿署違法捜査憤死事件の第11回口頭弁論がありました。私は、第1回の口頭弁論から欠かさず傍聴してきましたが、今回は所用があって残念ながら初の欠席でした。気になっていた裁判の行方ですが、傍聴をして下さった方から映像の提供を受けましたので、報告会の様子をYouTubeにもアップさせて頂きました。清水勉弁護士の報告会から裁判の方向性も見えてきた様です。



原田尚美
(写真の提供者は、尚美さんの支援者の方です。)



国賠訴訟の原告勝訴率はわずか6%だと伺っています。長期にわたる裁判で、原告は精神的にも疲弊し経済的にも大変な負担を強いられています。この事件は、痴漢の濡れ衣を着せたられた原告の原田尚美さんのご子息の原田信助さんが無念の死を遂げた冤罪事件で、「新宿署違法捜査憤死事件」と呼ばれています。第10回口頭弁論で原告がかなり有利になってきたと私は思いましたが、今回は又新たな展開があった様です。

清水先生のお話を伺ったところ、原告の唯一の物的証拠である信助さんが録音したICレコーダーの音声データーを今回被告の東京都がその反訳を書証として出してきたそうです。清水先生も仰っている通り、もしそれが被告に有利な証拠であるなら、乙第1号証でとっくに出してきているはずです。信助さんは取調べをした警察官に録音している事を告げています。告げられた警察官は当然第三者に聞かれる事を前提に優しく取調べをしているはずなので、乱暴な取り調べにはなっていないと想像されます。それをもって、被告は、違法な取り調べは無かったと主張する気でしょうか!?ただ、通して再現されれば新宿署の違法捜査が確実に立証されるリスクを冒してまでも、この時期に被告の東京都が出してきたのは少し驚きましたが、出さざるを得ない状況に追い込まれたと言う事でしょうか。

これからの弁護方針も清水先生は語っていらした様です。法廷でその録音テープの再現をやりたいと。確かに文字起しした行間からは窺い知れないその場の雰囲気、信助さんのいらだちや怒り、恐怖心などが、テープを再生すれば裁判所にも伝わると言うものです。先生はこの裁判を通して仰っていますが、裁判の勝ち負けに拘ってはいないそうです。この裁判を通して警察がこんな酷い事をやっているのだと世間に問題提起なさりたいのです。血も涙も無い警察の最後の悪あがきになるのか!?

私は証人尋問が果たして実現するのかしないのかも注目しています。自称被害者の二人の男性と一人の女性の証人尋問の行方、気になりますね。清水先生のお話を伺う限り、この証人尋問を裁判所が認めるかどうかが、判決に大きく影響するそうです。証人尋問をすれば、被告の矛盾は明らかになります。供述調書通りの証言をするのか?別人が証言台に上るのか?裁判所の対応が見ものです。やっぱり裁判所は警察と仲良しなのかもハッキリと分かりますからね。



次回公判(第12回口頭弁論)は7月9日 午前11時から開廷されます。今回は傍聴できませんでしたが、次回は傍聴する予定です。国民の関心が続く限り、警察も裁判所も思い通りにはなりませんから。報告会の様子を、支援者のご協力を得てYouTubeにもアップ出来ました。感謝申し上げます。



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【矛盾だらけの捜査記録】新宿署違法捜査事件第10回口頭弁論と報告会


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Category - 新宿署違法捜査憤死事件

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