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法廷で信助さんの絶望が再現されるのか?【新宿署違法捜査憤死事件・第12回口頭弁論】

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平成25年7月9日に東京地裁第709号法廷で開かれた、原田信助さんの国賠訴訟を傍聴してきました。早いもので、今回は12回目の口頭弁論でした。被告東京都は、5月20日付けの準備書面(6)で信助さんが取り調べの状況をICレコーダーで録音した音声データーの反訳を乙第31号証として出してきましたが、それに対して原告側は第12回口頭弁論前の7月3日付けで、準備書面(6)として乙第31号証への反論を裁判所に提出しました。マスコミからいつ出すのかと言われていたICレコーダーの音声データーですが、実際、私も原告側が証拠として裁判所に出すタイミングを図っていると思っていたのですが、意に反して被告側から出してきたのです。



原田尚美500px



11:00ジャストに開廷された法廷は、被告側の代理人ら5人のうち2名が若い女性で、淡々と事務的に処理している様子に正直驚きました。ご子息が理不尽な死を遂げた原告の原田尚美さんの心中を慮ると、同じ女性としても彼女らに怒りすら感じたのです。傍聴席は23名で埋まっていましたが、取材されていたジャーナリストを除くと、概ね顔見知りの方々でした。新宿署違法捜査憤死事件に関心を持つ、新しい尚美さんの支持者が傍聴して下さるのを毎回期待していますが、裁判の長期化もあってか、傍聴人の数も以前より若干減ってきたような気がします。

話は先の録音データーに戻りますが、実はこの乙31号証は、本来原告が出すべき証拠でしたが、清水先生は被告側からの証拠提出に同意なさったそうです。信助さんが暴行されている場面が録画されているはずの肝心の監視カメラの映像を被告の東京都は未だに出しておらず、(信助さんが痴漢をしている映像は、そもそも無いので出せない。)警察官が「録音されていることを知っていた」信助さんの録音データーを提出したわけですが、その証拠から、被告は、「強制はなかった」と主張したいのでしょうか!?

裁判長は、このICレコーダーと原告の原田尚美さんが録音した音声データー(新宿署黄海副署長の説明の音声データー)の提出を原告側に求めましたが、法廷で音声を再生すれば、反訳からは読み取れない「緊迫感」もあると思うので法廷でこの音声データーが再生されるかも注目しています。再現されるかどうかは、裁判長が音声を聴いた上で判断なさるそうです。

いつもより若干長引いた法廷でしたが、閉廷後に隣接する弁護士会館で、恒例の清水弁護士による報告会が開かれました。元北海道警釧路方面本部長の原田宏二さんも、現場の警察官の対応について問題点を解説していらっしゃいました。確かに、狭い西口交番で複数の自称被害者の供述を取るには、自称被害者同士の情報の遮断が必要だと、素人の私でもそう感じました。原田さんのお話もYouTubeにアップさせて頂きましたので、是非ご覧ください。



第12回口頭弁論報告会【新宿署違法捜査憤死事件】2013.07.09




今後の展開の一つとして、証人尋問が期待できます。
このところは、法廷では聴きとり難かったのですが、現場の西口交番の警察官と新宿署の警察官の無線でのやり取りが問題になるようです。「別件!別件!」の意味するところは?案の定、新宿署と西口交番では、「事件」が違っていたようです。西口交番の警察官が、「これから原田さんを新宿署に連れていく」と無線で連絡し、新宿署の警察官が何か答えた後に、西口交番の警察官が「別件!別件」そして、「違う!違う!」と答えた交信記録が残されていました。清水弁護士の更なる追及に期待したいと思います。



清水勉500



信助さんに、嘘に嘘を重ねて、騙しながら自宅へ帰さない様にした警察ですが、清水弁護士のお話ですと、法的に(警察の対応を追及する)は難しいのだそうです。ここら辺りは市民感情とは乖離しているように感じました。余談になりますが、110番通報メモに関しても、そもそもそのメモ自体も嘘であると清水弁護が説明されていました。そのメモには、信助さんの当日の服装が書かれてあったのですが、コートを着ていた信助さんの服装は袖から出ている部分と襟口から出ている部分が見えるぐらいで、自称痴漢被害者の女性が通り過ぎて行った信助さんの服装を果たして正確に確認出来たのか?大いに疑問です。私もそうですが、通常駅の階段を上る時はすぐ前の人の腰あたりから下を見ていますが、逆に上から下りてくる人には目はいきませんね。又、相互暴行の被害者としての信助さんの暴行された写真が無いのも不思議です。一つ一つ検証すると、おかしなことばかりです。


法廷で、ICレコーダーが再生されるのか?
西口交番の警察官の証人尋問はあるのか?


次回公判以降、新たな進展がありそうです。

次回公判(第13回口頭弁論)は、9月17日(火)午前11時30分から同じく東京地裁709号法廷で開かれます。多くの方に傍聴をお願い致します。


当ブログ内関連記事は、こちら↓です。
証人尋問での裁判所の対応が見もの!【新宿署違法捜査憤死事件・第11回口頭弁論】

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