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沙羅双樹の花のブログ

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真実は必ず勝つ!飛松五男講演@なかのZERO

Category - 冤罪・警察改革
平成25年8月4日に、なかのZEROで開催された『なぜ警察官の犯罪がなくならないのか』(インシデンツ発行)の著者、飛松五男さんの講演会に行ってきました。「警察の組織犯罪とそれを報道しないメディア」と題する飛松さんの東京講演には、ジャーナリストさん始め多くの方が参加され、65名収容の会場は満席でした。




飛松東京講演




主催は、新中野オルナタティブメディア研究会(代表・岩本太郎氏)でした。私は、当日インシデンツ代表のジャーナリスト寺澤有さんのこんなツイートを見て、開場時間の2時より少し早目に会場に着きましたが、お手伝いする事も無く、手渡された「黒木昭雄記念館オープン!」と書かれたチラシに目を通していました。黒木さんの遺作『神様でも間違う』を全国の図書館に寄贈しようという運動だそうで、とっても良いアイディアだと思いました。基本紙媒体が好きな私は、読み終えた本は大切に本棚に飾って手元に残してしまいますが、発行元のインシデンツに代金を振り込むだけで全国の図書館に新しい本を寄贈してくれる・・・どの市町村でも財政難の折、寄贈する方もされる方もありがたいですね。





さて、飛松さんのご講演の前に著書を読んでいましたので、内容はある程度分かっていたのですが、実際にご本人のお話を伺うとかなりの衝撃がありました。独特のキャラクターも手伝って(?)、身振り手振りを交え講演開始直後から飛松節炸裂!当日の講演の様子は、YouTubeにアップさせて頂きましたので、関心のある方は是非ご覧下さいませ。



第一部では、昨今の話題独占の「誤認逮捕」からお話しされました。
誤認逮捕したらクビにする、自分から警察官を辞める・・・など初っ端から飛松ワールド全開でしたが、警察官が持つ権限を考えれば、当然それなりに責任が伴うはずで、素人の私から見ても、熱血刑事の名の由来通りの飛松さんでした。拳銃を持つ権限、逮捕する権限を考えても、警察官には特権が与えられているのですから。。。布川事件の冤罪にも触れながら、「警察官の犯罪には厳しい罰を与えるべき!」との飛松さんのご発言に、うんうんと肯きながら聴き入っていました。迫力満点!身振り手振りも大きく、お声も大きかったので、ちょっと怖かったのですが、嘘偽りなしのまさに正論ですので、全部納得!


第二部では、ジャーナリストたちの鋭い質問が続きました。圧巻でしたよ。
初めにこの飛松講演を企画なさった、寺澤有さんからお話があり、続いてフリーランスライターの岩本太郎さんがメディアと警察の癒着について質問されました。確かに原発問題然り、TPPもそうですが、特に警察不祥事関係では国民の知りたい情報は中々出てこないですね。警察とメディアの利害関係・・・ここら辺は高田昌幸さんの『真実~新聞がが警察に跪いた日』で読んだ通りのストーリーでしょうか。元々対等ではない警察とメディアの関係ですから、警察に都合の悪い情報、特に警察官の犯罪などは国民の目には届かない訳です。飛松さんに言わせますと、警察の方からは記者には「書くな!」とは言わないそうですよ。阿吽の呼吸って、何なの???つまり、国民が知りたいことを書くだけの気概のある記者さんがいないってことですね。因みに、岩本さんは、進行役を務めながら、Ustreamで生中継していらっしゃいましたが、途中ビデオカメラを落とすハプニングもありました。

ジャーナリスト柳原三佳さんの質問は、ご自身が取材されてきた愛媛・高知の白バイ事件についてでした。誰がみても冤罪ではないか?証拠が捏造されたのではないか?確かにおかしいと感じる事件でしたが、柳原さんの質問の最後に飛松さんは「真実は必ず勝つ!」と強い口調で答えていらっしゃったのが印象的でした。

質問三番手は、ジャーナリスト津田哲也さんでした。お顔や経歴は存じ上げていたのですが、こうして間近で津田さんを見るのは初めてで「まさに今、仕事中!」の真剣な眼差しの中にも笑顔が見られ、抱いていた印象と少し違っていました。津田さんは、警察の組織犯罪と警察庁の指示について質問されていました。警察官個人の犯罪は、トカゲの尻尾切りで済ますのでしょうが、隠蔽しなければならない警察の組織について警察庁からの隠蔽指示があるのかどうか!?私も気になるところですが、これ又、阿吽の呼吸だそうですよ。指示メモがあったらそれも隠蔽しないといけないし(笑)要は、証拠は残さずと言ったところでしょうか?警察の組織犯罪を暴く手段はあるのか?との津田さんの質問に対する飛松さんの答えは如何に・・・なるほど!(動画をご覧になってね。)

ジャーナリスト三宅勝久さんもこの会場にいらっしゃいました。知的障がい者の扱いについての質問でしたが、飛松さんは「差別が無いと言ったら嘘になる。」とキッパリ答えていらっしゃいました。男女差別も国籍差別もあるそうです。同じ質問を現職のキャリアの方に聞いてみたい気がしました。

現在はジャーナリストをしておられる元警察官の大内顕さん、実は元警視庁事務職員でしたので、裏金問題に関する質問をしていらっしゃいました。裏金と言えば、裏金告発をなさった元北海道警釧路方面本部長の原田宏二さんのお顔がチラッと過ぎりました。丁度原田宏二さんが裏金告発をした頃、続く仙波敏郎さんの頃に現職であった飛松さんが、その頃の兵庫県警の裏金作りの実態についてどうお答えになったか?リアリティー有り過ぎで怖くなりました。何故警察(だけではないけれど)が裏金作りに奔走するのか?「全部ではないが、大部分は私腹を肥やすため」と飛松さんは答えていらっしゃいました。そもそも捜査費も含め裏金の原資は国民の税金です。私は、寺澤有さんの『本当にワルイのは警察』の第1章「警察と裏金1」第2章「警察と裏金2」でバッチリ学習していましたが、無いと思っていた裏金作りが、実はまだあるらしいです。本当に懲りない組織です。

六番手の質問者は、元宮城県警の警察官。とても興味深かったのですが、警察が徹底的に組織を守ろうとする事件とそうでない事件との違いについて質問していらっしゃいました。愛媛高知の白バイ事件は、確かに普通に考えてもおかしいのですが、嘘を吐き通してまで、証拠を捏造してまでも、組織を庇う必要があった事件だったのか。私もそこが気になりました。「警察は謝りたくない!」そこですね。検察も同じです。謝ることを知らない組織なのです。警察改革も検察改革も全て謝ることから始まるのですから。

七番手の質問者の後に、岩手17才女性殺人事件を長年追い掛けていらっしゃる方の質問がありました。裁判傍聴などで何回もお目に掛かっている方ですが、岩手事件での捜査体制についての質問がありました。犯人として懸賞金まで掛けられて指名手配されている事件での、被害者の死亡推定時刻についても、飛松さんは詳しく答えていらっしゃいました。

最後の質問は、取り調べの可視化に関する飛松さんの見解についてしたが、「全面可視化が必要!」と明快に答えていらっしゃいました。大賛成!




寺澤有さん
寺澤有

岩本太郎さん
岩本太郎

津田哲也さん
津田哲也



こんな感じで、飛松さんの東京講演会が終わりましたが、公安関係者も約?名おられた様で、緊張の中、大いに勉強になった一日でした。講演会の後は懇親会♪やはり飛松ワールド全開でした。素人ながら疑問に思ったことなどを、臆することもなく、いえ、図々しく、飛松さんに質問した私でしたが、ちゃんと丁寧に答えて下さいましたよ。初対面でもタメ口で・・・が、私の得意技ですので、呆れながらも答えて下さったのかも(笑)

講師の飛松さん、寺澤さん、岩本さん、関係者の皆さま、本当に有難うございました!




★岩本太郎さんのブログ↓
*『新中野オルタナティブメディア研究会』
*「8月4日、飛松五男講演会『警察の組織犯罪とそれを報道しないメディア』{なかのZERO)レポート」 




★当ブログ内関連記事は、こちら↓です♪
*『なぜ警』 脱力感に襲われつつも・・・読了!
*孤軍奮闘・・・それでも「悪人はどこにもいない。」(高田昌幸氏)




*(基調講演)飛松五男氏講演★警察官の犯罪には厳しい罰を与えるべき!




*(質疑応答)飛松五男氏講演(質疑応答)★警察の組織犯罪とそれを報道しないメディア


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