Welcome to my blog

沙羅双樹の花のブログ

Article page

被告の東京都が、新宿署署長の証人尋問に激しく抵抗(第6回進行協議)

平成27日2月2日に、【新宿署違法捜査憤死事件】の第6回進行協議が東京地裁で非公開で開かれました。終了後に、代理人の清水勉弁護士による報告会が、地裁1Fの弁護士控室で行われましたが、その時の清水先生のご報告を当ブログで紹介したいと思います。



20150202原田尚美サムネイル



報告会では、冒頭に先生から「(進行協議の内容を)法廷でやりとりすれば、スゲー面白かった。」とのお話が聞かれましたが、「スゲー面白い」進行協議の内容は、後程。今回の進行協議で小海隆則裁判長は、信助さんの音声データの法廷での再現は却下しました。この原告側の唯一の物証である「ICレコーダーで取調べの状況が録音された音声データ」ですが、本来なら原告側から証拠として提出するものと思っていましたが、実際は被告の東京都から出してきたものです。証拠としての価値があるのか?私としても、音声データには若干不安を感じていましたが、要は、文字起こしが良く出来ていて、法廷で聞くまでもないと裁判長が判断されたようです。そもそもこの音声データは、信助さんが、録音していることを警官に伝えての録音ですので、信助さんも取り乱した感じがなく、警察官も録音を意識して、普段の取調べに比べおとなし目のようです。前の裁判長の時には、法廷での再現が決まりかけていたので、とても残念ですが、交代した現裁判長は、判決に必要なものだけやると言うスタンスみたいですので、不要と判断されたのかも知れません。


次に、自称被害女性の証人尋問ですが、これは予想通りに却下されました。ここのところは、裁判所と原告側の認識のズレが如実に現れた感じですね。原告としては警察の悪質さを主張できたわけですが、裁判所としては供述調書での女性の入れ替わり(供述したのが本当の被害女性か否か)には関心がないようで、清水先生のご説明で理解できました。原告は、供述調書の女性は本物でなないと主張していたわけですから、法廷で女性が証言すれば、事件が一気に解決したのにと、裁判長の却下にとても残念な思いがしました。


ここからが、裁判長と被告の代理人との壮絶なバトルを原告側が眺めるの構図です。このやりとりに、この裁判の本質が見え隠れしているような気がしています。以下は、清水先生のお話から。裁判長は、新宿署署長の立延哲夫氏(警視正)について、証人尋問を認めました。これに激しく抵抗したのが、被告の東京都だったようです。それまでの被告の主張は(清水先生にカマ掛けられて認めたのですが)、一貫して「特命捜査本部」の設置は、新宿署の判断で、警視庁本部は関与していない・・・でした。一方、原告は、当然のこととして、警視庁本部→松浦克弘(警部)に指示→署長名でやったとの主張をしているので、仮に立延署長が、松浦警部ほど詳細は知らなかったにしても、通常の事件と違い被疑者自殺の案件で、さらには、国賠訴訟に発展する可能性もあったのですから、全体のストーリーは署長が把握していたはずなのです。


清水先生としては、警視庁だけでなく、警察庁まで追求したい事案でしたが、何故、被告の東京都が新宿署署長の証人尋問が実現すると予想がつきそうなのに、ここに来て拒絶反応を示すのか!?警視庁本部は関わっていないとブレずに主張してきた被告の東京都ですので、警視庁本部が関与していないなら、当然、新宿署署長の尋問が採用されて然るべきなのですが。。。自分で墓穴を掘って、それに落ちた感じでしょうか?清水先生の言葉をお借りすれば、被告の担当弁護士は、「困り果て、泣きついて、目がつり上がっていて、困惑していた」らしいです。これ、やっぱり公開法廷で見たかったですね。松浦警部の尋問で事足りる(送致理由を尋問すれば)ので、立延署長の尋問までする必要がない・・・が、被告側の主張のようですが、裁判長は証人尋問採用の撤回はなさらなかったようです。


さて、ついに証人尋問の期日が決まりましたが、被告が激しく抵抗した立延新宿署署長は、退職され日程調整が必要とのことで、3月9日に日程調整をし、立延署長の日程に原告の原田尚美さんが合わせる形で最終的に期日が決まるようです。立延署長が出廷しない場合は、身柄拘束してでも出てきてもらうそうですよ!!!






3月9日は、長丁場になりますが、少しの時間でも傍聴して下さいますようお願い致します!




東京地裁での証人尋問の日程は、以下の通りです。

*3月9日(月)803号法廷

     10:00〜 1.平岡雅大(巡査部長・交番) 2.宿利貴征(巡査・交番) 
     13:20〜 3.井上美佐雄(警部補・新宿署)4.安平義則(警部補・新宿署) 
            5.松浦克弘(警部・捜査事務総括者) 

*3月24日(火)709号法廷(予定)

     13:30〜 1.立延哲夫(新宿署署長) 2.原告・原田尚美さん



当初の証人尋問の予定は、こちら↓から。
http://sarasoujunohana.blog.fc2.com/blog-entry-870.html



blog_import_50571dbe0f138.gif
原田信助さんの音声データーは、こちらからお聴き下さいませ!
http://harada1210.blogspot.jp/p/blog-page_18.html
関連記事

Category - 新宿署違法捜査憤死事件

0 Comments

Post a comment