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沙羅双樹の花のブログ

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政府に都合の悪い情報は、”不存在”(秘密保護法違憲訴訟・当事者尋問)

平成27年6月3日に、東京地裁で午後2時から開かれた「秘密保護法違憲訴訟・第6回口頭弁論」を傍聴してきました。この日の法廷では、林克明さんと寺澤有さんの当事者尋問が行われ、両氏から爆弾証言が飛び出しました。詳細は、原告団のブログで本人調書が公開されると思いますので、正確な情報はそちらでご確認を!政権に都合の悪い情報は、全て「存在」しないことにされそうです。




秘密保護法違憲訴訟第6回口頭弁論報告会 




東京地裁で一番大きい法廷が、傍聴人でほぼ埋め尽くされたこの日の103号法廷ですが、抽選になりましたので友人と傍聴券を求めて並んでいたら、山本太郎参議院議員のお顔がチラッと見えました。政治家でこの裁判を傍聴なさったのは第3回口頭弁論での山本議員がただ一人?実に情けない感じもしました。


まず初めに、原告代理人の堀敏明弁護士から原告の林克明さんへの尋問が行われました。マイク(本人調書作成のための集音マイクです。)の音が聞き取りにくかったのですが、林さんの陳述書内容の確認後、「秘密保護法を世界から見てどうだ?」との質問がありました。報道の自由度ランキングで日本が低空飛行を続けているのは、やはりこの秘密保護法のせいなのか気になるところですが、林さんは、その理由に「秘密保護法の施行」を挙げていらっしゃいました。林さんが取材していらした海外での渡航期間の活動についても質問がありましたが、やはり、注目度が高かったのは、林さんが内閣府に情報開示請求をした事の顛末だったのではないでしょうか?秘密保護法の施行後は黒塗りさえも存在しなくなった。情報が「存在」しなくなっちゃったのです。黒塗りのほうが遥かにマシと思うようになるとは!?古賀茂明さんと常岡浩介さんの証人尋問を強く訴えて、二番手の寺澤有さんにバトンタッチ。


私と友人は傍聴席の最前列に座っていたのですが、寺澤さんが私たちの横の空いている席に常岡さんをお連れする意向だったようで、これ、その時は気が付かなかったのですが、巧妙な仕掛けがありました(笑)。寺澤さんへの尋問は、代理人の山下幸夫弁護士が担当されました。通常、主尋問は、代理人と原告の綿密な打合せのもと行われますが、やはり、限られた短い時間内では訴えたいこと全てを証言できません。でも、今回の本人尋問では、寺澤さんから重要な証言を引き出せたようです。寺澤さんは、過去に行った自衛官の取材から、現状、情報にコンタクトする困難さを訴えていらっしゃいました。各省庁に出向き、関係者を取材すること自体が、秘密保護法施行後は、違法取材となりかねないようです。「隊員家族連絡カード」について証言していらっしゃいましたが、私も初めて耳にしたもので、証言の趣旨を正確に把握しきれませんでした。証言を聞き逃すまいと頑張ったのですが・・・。制限時間もあり、いつもより早口な感じの寺澤さんでした。


詳細報告は、原告団のブログで公開される予定のようですので、私も楽しみにしています。
寺澤さんが常岡さんを最前列にお連れした理由。。。裁判長は、寺澤さんが証言している最中、暫し寺澤さんに微笑み、又、証人申請をされている常岡さんを、珍しいものでも見るように見つめていました。(心の中で「お前さんには絶対に証言させないよ」とほくそ笑んでいたのかしら?)法廷の当事者席から、裁判中に、傍聴席に座っている、どうしても証人申請を認めてもらいたい人物を紹介されてしまって、、、困った?裁判長は、通常ならあっけなく証人申請を「認めない」だけ述べるはずなのに、(山下幸夫先生)、何やら言い訳めいた感じになっていました。


閉廷後に、隣接する弁護士会館1Fロビーでは、原告団主催の裁判報告会が開かれ、多くの報道陣や支援者でごった返していました。こちらの様子は、YouTubeにアップさせて頂きましたので、是非、ご覧下さいね。「イスラム国」でお馴染みの、常岡浩介さんも裁判傍聴後に、お話して下さいました。「邦人人質殺害テロ事件」の政府検証報告書のいい加減さが常岡さんのお話で分かりましたよ。証人として証言する機会はありませんでしたが、常岡調書として残したいくらいでしたよ。一見の価値あり!





次回の弁論期日は、8月21日(金)午前10時30分から東京地裁101号法廷で開かれます。多くの方の傍聴を私からもお願いします。








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平成27年6月27日に草の実アカデミーさんと秘密保護法違憲《東京》訴訟原告団主催の「尋問報告会」に参加してきました。6月3日の口頭弁論後の報告会では、弁護士会館のロビーで行われましたので、詳細報告はされませんでした。この「尋問報告会」では寺澤有さんと林克明さんのお二人から詳細報告がありましたが、そちらもYouTubeにもアップさせて頂きましたので、是非ご覧下さいませ。参考資料として、寺澤さんが証言なさった「自衛隊・隊員家族連絡カード」について執筆されたこちら↓


自衛隊が配布した“秘密のカード”: 早くも戦死者を想定 [Kindle版]

と、同じく原告の一人、黒薮哲哉さんが証言内容を詳しく再現なさった記事↓

警察関係者の取材に大きな支障、菅生事件再現の危険性も、秘密保護法違憲訴訟・本人尋問、寺澤有氏の証言②


をご覧ください。私自身は、法廷でのメモでは自衛隊家族連絡カードで終わりになってました。以下、現在進行中の取材の困難が予想される「小山事件と菅生事件の類似性」や「栃木県今市市の女児殺害事件」や「Nシステム」についても証言なさいましたが、限られた尋問時間で、寺澤さんも早口になっていらしたので、聞き取りにくく、今回の尋問報告会でようやく全容が分かった次第です(笑)


当日の両氏のお話は、こちら↓からご覧いただけます。

1-3 尋問報告1(林克明さん)黒塗り文書も出なくなる、は本当だった


2-3 尋問報告2(寺澤有さん)自衛隊・隊員家族連絡カードの衝撃


3-3 討論と質疑応答(林克明×寺澤有さん)秘密保護法、安保法制で、いよいよ戦争へ



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http://blogs.yahoo.co.jp/ushichiko1
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Category - 秘密保護法違憲訴訟

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2015/11/23 (Mon) 10:22 | REPLY |   

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