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沙羅双樹の花のブログ

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東京高裁が、藤野英明議員の控訴を棄却!当然の帰結!

横須賀・藤野市議の控訴を棄却 ツイッターで名誉毀損』 

 http://www.kanaloco.jp/article/112494

神奈川新聞記事2

神奈川新聞7/31朝刊



平成27年7月30日に、東京高裁(青野洋士裁判長)は、藤野議員の控訴を「本件控訴は理由がないから」と棄却した。藤野議員は、控訴理由書や陳述書(乙第55号証)などで原審の判断は不当であると主張し、私は控訴準備書面で、藤野議員の一審判決を不服とする控訴には、そもそも正当な控訴理由などないと反論していた。


[争いの初めの初め]


 藤野議員が、脱議連主催の保坂展人世田谷区長を招いての公開市民講座で、吉田雄人横須賀市長を『
原子力村の一員なんじゃないか、吉田市長は。東電からお金貰ってるんじゃないかとずーっと思ったりしたんですが。』などと市長の名誉を傷つける発言をし、それをUstreamでリアルタイム発信をした。(平成23年9月23日)

 その藤野発言に対し、私が、『
震災の記憶が風化している藤野市議、貴方に脱原発を語る資格無し!』とのタイトルでブログ記事を書き、それを、当時、脱原発の活動を熱心に行っていた訴外●●さんらのTwitterアカウントをつけて、Twitterへ自動投稿した。(平成23年9月25日)

 それを見た藤野議員は、訴外●●さん宛に、頭のおかしい60代の女性がずっと僕に嫌がらせを続けているのですが、そのせいでコトコさんにまでツイートが行ってしまい、ごめんなさい。この女性が脱原発議連だとかあらゆる場に来て、みんなに迷惑かけてるのに、本人だけは気づいてないのです。。。』などと3連続のツイートをした。(平成23年9月25日) 尚、のツイートが一体となったツイートであるか否かも争点の一つでした。

 それを見て、私は自分が誹謗中傷をされていると思い、藤野議員に釈明と謝罪を求めたけれど、藤野議員はそれには応えず、『なんだ、「フジノは本会議中にツイートしてる」とか議会に文句言ってきたのって、いつもの偏執狂の人か。こないだ街頭演説してたらその人本人がしれーと手を振ってきて、気持ち悪いからシカトしました。とっても可哀相な虚しい人だなと改めて感じます。政治家に粘着するより楽しいこと探せよな。』とツイートしてきた。(平成24年2月28日)

 苟も「公職にある身」の藤野議員が、「一市民」である私をインターネットで誹謗中傷したこの行為は、私としてもとても看過できるものではなく、又、藤野議員は、謝罪するどころか更に私を侮辱したので、藤野議員を被告とする「
不法行為に基づく損害賠償請求訴訟」を横浜地裁横須賀支部に提起した。(平成25年4月9日)


大雑把に言うと、このような流れです。



そして、今回、青野裁判長は、控訴審での控訴人(藤野議員)の控訴理由書、被控訴人(私)の控訴答弁書や控訴準備書面を検討した結果、一審判決を踏襲し、藤野議員のツイート中「」は私の名誉を毀損するものであり、「」のツイートは、私の名誉感情を侵害するものであると認定しました。争点は、「特定性」と「対抗言論」の2つ。控訴審では第1回の口頭弁論で、青野裁判長から「そんなに複雑な事案じゃない。特定性の問題だけ」と念を押された藤野議員の代理人弁護士でしたが、結局、「特定され得ない」との立証趣旨で藤野議員が提出する予定だった「専門家の意見書」は出なかったみたいです。


[ここから詳細報告]



★「特定性」に関しては、藤野議員が控訴審でも今までの判例を持ち出し、「原告(私)と特定されないのだから、そもそも名誉毀損に当たらない」との従来の主張を繰り返したので、今回、私は控訴準備書面で以下の新たな主張をしました。

『インターネットは、その名のとおり網の目のように情報が伝達され、かつ連続、関連しながら不特定多数の人間に容易に周知され得る媒体であることが特徴である。新聞、テレビなどそれ自体個々独立して情報が発信される媒体とは基本的に異なっているのである。ところが、控訴人は、インターネットという媒体の特色を無視して、新聞、テレビなどの個々バラバラに発せられる個々の表現行為そのものから、特定性を考えるべきであると主張し、従来の媒体を前提としている判例を引用しているが、インターネット上の表現が、問題となっている本件には、そもそも当てはまらない主張である。』

ここらへんは、見事に判決に反映されています。判決書にはこう書かれてあります。

『ツイッター、ブログといったインターネット上の表現行為においては、リンクを貼るということは情報伝播方法として一般的な手段である』 裁判所が、こうしたネットの特性を踏まえ、藤野議員のツイートからその対象者は私だと特定し得ると判断したということです。

★「対抗言論」については、そもそも控訴審では争点になっていなかったようです。私が吉田市長の陣営だとか、小林議員の選挙運動員に近い立場とか、藤野議員は控訴審でも荒唐無稽な主張をしていました。私自身アホらしくて、一審でもそれに関しては反論しませんでした。小林議員と一緒に藤野議員の落選を得しめる目的で「オンブズマン横須賀」ブログを管理して記事を投稿してたって、笑っちゃいますね。小林議員の名誉のためにももう一度言いますが、小林議員は「オンブズマン横須賀」ブログの管理人ではありません。今回の裁判では実に多くの裁判とは無関係な方々を巻き込んでしまいましたが、事実ではないことはしっかり当ブログでも今後反論する必要があるかなと思っています。

藤野議員が「嫌がらせ」と感じた私のブログ記事に関して裁判所は、『藤野議員の政治家としての資質を問う趣旨の発言として、公共の利害に関する事実に係るものであり、政治的表現の範疇に属するということができる。』と認定しました。


藤野議員、高裁の判断、理解できていますか?



控訴審が終わり、ホッとして判決書を読み返していると、横須賀市議会基本条例などが私の頭を過ぎりました。





(議員の政治倫理)
第10条 議員は、市民全体の代表者として高い倫理性が求められていることを深く自覚し、行動しなければならない。





公職にある権力者が、非力な一市民それも高齢者をTwitterで誹謗中傷する・・・。横須賀市議会議員に求められている「倫理性」って、どんだけ低いんでしょうかね!


人生いろいろ 議会もいろいろ 議員もいろいろなんです。(小泉純一郎風に)

あ、違うか(爆)




hiroline.gif 



高裁の判断(判決書)は、こちらからご覧下さい。。
Twitter名誉毀損訴訟の控訴審判決書


鏡花水月・・・あ、絵に描いた餅ですね(笑)
横須賀市議会基本条例

本市議会は、分権と自治の時代にふさわしい市政の確立に向け不断の努力を重ねることを誓うとともに、各自が議員としての自覚と見識を持って市民の負託に応える決意を示したい。よって、ここに横須賀市議会基本条例を制定する。

(議員の活動原則)
第8条 議員は、次に掲げる原則に基づき活動しなければならない。
(1) 議会が言論の場であること及び合議制の機関であることを認識し、議員間の自由な討議を重んじること。
(2) 議案に対する議決への参加のみならず、本市の政策を自ら策定するため、議案を提出することを議員の重要な役割と捉え、積極的な調査研究その他の活動を通じて市民の福祉と生活の向上に貢献すること。
(3) 市政の課題全般について市民の意見を的確に把握するとともに、自己の資質を高める不断の研さんにより、市民代表として、ふさわしい活動をすること。

(議員の政治倫理)
第10条 議員は、市民全体の代表者として高い倫理性が求められていることを深く自覚し、行動しなければならない。
2 議員の政治倫理については、別に条例で定める。

横須賀市議会議員政治倫理条例

(議員の責務)
第2条 議員は、市民全体の代表者として、自らの役割を深く自覚し、その使命の達成に努めなければならない。





20150730東京高裁
東京高裁
http://megalodon.jp/2015-0812-0651-35/www.kanaloco.jp/article/112494
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Category - 民事訴訟(藤野英明議員)

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