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沙羅双樹の花のブログ

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「明るい警察を実現する全国ネットワーク」主催のシンポジウム参加報告~愛知県警の「テロ防止」啓蒙ポスターもかなりヤバいレベルです。

Category - 警察改革

防犯カメラシンポ 
明るい警察を実現する全国ネットワーク代表・清水勉弁護士


平成28年3月26日に、東京四ツ谷にある主婦会館プラザエフで開かれた、
明るい警察を実現する全国ネットワーク(代表:清水勉弁護士)のシンポジウム、「防犯」カメラはえん罪防止に役立っているか?に参加してきました。シンポは3部構成になっていて、第1部は警察による3つのねつ造事件の報告、第2部は武藤糾明弁護士のご講演、そして、第3部は元北海道警釧路方面本部長の原田宏二さん、武藤弁護士、清水弁護士による討論がありました。実に濃い内容でした!
 
さて、本年3月15日に東京地裁で完全敗訴(弁護団曰く“驚愕の判決”)した新宿署違法捜査憤死事件の敗訴原因が気になるところですが、一番目はこの原田信助さんの国賠訴訟判決の詳細を弁護団の増田利昭弁護士がパネルを用いて解説して下さいました。証拠をよく精査すれば、原告が勝って当たり前の裁判でしたが、判決を下した小海隆則裁判長は、そもそも被告の東京都を勝たせるために交代したような裁判長でしたし、事前に訴訟資料の読み込みもしていなかったようです。前裁判長は法廷での信助さんのICレコーダーの再生を認める方向でしたが、小海裁判長はそれも却下の上、証人として一番重要であると思われる自称被害女性らへの証人申請も却下していました。原告敗訴のシナリオは、こうして小海裁判長が進行協議を繰り返し、公開での裁判を回避しながら着実と進められた感じがしています。
 
今回のシンポジウムで、増田先生が裁判資料をパネルに写して解説しておられましたので、① 信助さんは痴漢行為をしていなかったことや、② 信助さんが一方的に自称被害女性の仲間から暴行を受けていたことなどが、初めて事件を知った方にもよく理解出来たと思います。何故なら、被告の東京都が裁判所に提出したビデオテープ(VHS)の映像には、上記①と②の場面がごっそり削除され写っていなかったからです。この「ごっそり削除」は主観ではなく、防犯カメラの映像やビデオテープのラベルに記載された事件時刻の改さんの痕跡、更には、110番情報メモの虚偽記載からも導き出される当然の結論なのです。その辺りは、増田先生の解説場面をYouTubeにアップさせて頂きましたので、レジュメと合わせてご覧下さいませ。警察が事実を隠蔽して、罪のない青年に濡れ衣を着せ死に至らしめるなど、あってはならない事件なのです。
 
この日のシンポジウムのテーマは、「防犯」カメラはえん罪防止に役立つどころか、えん罪を作っている!・・・でしたので、今では広く国民の生活に浸透した防犯カメラが警察の運用次第で国民の生活を監視する道具として有効なことが分かりました。「防犯カメラ」のネーミングも実に巧妙で、「監視カメラ」と呼ぶと我々も少し身構えてしまいますが、防犯カメラなら犯人の検挙にも役立つし、市民も安心して暮らせるよね!?と信じてしまうのです。因みに、私の周りでもそのような声が圧倒的に多いです。交番の警察官はやけに親切ですし、警察に刃向かわなければ(ただ単に、国民の権利を主張しただけでも、警察は刃向かってきたと認識しますよ!)の条件付きで、総じて警察は市民の味方だと市民に思わせているので、これ、本当に厄介なのです。
 
第1部の報告では、新宿署の痴漢犯ねつ造事件に続いて、立川署の盗撮犯ねつ造事件、鹿児島県警伊佐署の一時停止違反ねつ罪事件を取り上げていました。どれをとっても当事者だけでなく、明日は我が身の我々にとって酷い事件ですが、これ日常茶飯らしいですよ。国賠でも裁判所は警察の下請けですから、当然、被害者の味方はしてくれません。多くは、裁判に至る前に“泣き寝入り”するそうです。パネルに映し出された証拠を見れば警察が嘘を吐いているのは一目瞭然ですが、なんかねぇ~裁判官の目は元々、節穴のようですし、見えるものは見えなくなって、見えないものが鮮明に見えるようですよ。
 
第2部の武藤弁護士のお話も必見ですよ!監視カメラの現状はどうなっているのか?今、話題の顔認証についても興味深い「驚愕の現状」を教えて頂きました。知らないって恐ろしいことですが、我々は、監視カメラの実情や実際の設置目的を知らされていないのですから、本当に怖い世の中になったものです。先生は、法規制にも言及していらっしゃいましたが、何処ぞの竹島のように先ずは実効支配して(笑)、法整備は後付でもOKみたいな警察の小賢しさも感じてしまいました。大体、防犯カメラによる検挙の効果ってあるのでしょうか?防犯カメラを設置したところだけは確かに犯罪率は低下しそうですが、犯罪が周辺に移動するだけ?そこら辺りも武藤先生のお話でとてもよく理解出来ました。


武藤糾明弁護士 
武藤糾明弁護士


更に、武藤先生のお話で重要だと感じたところですが、今流行の顔認証について。私もFacebookを利用していますので、時々、投稿した画像などに紐付け(タグ付け)をします。結構、配慮しつつタグを付けているつもりです。例えば、公人ではない友人や知人の写真へのタグ付けはしないようにしています。つまり、友達限定公開であっても、その友達がシェアをしたり、画像だけダウンロードすることも考えれば、結構怖くて、安易にタグ付けは出来ませんよね。しかも、Facebookは日本政府のFB利用者情報の開示請求に応じているらしいので、今後、警察による顔認証の不正利用も大いに考えられます。(結構、精度が高いのですが、笑えるレベルのタグ付けもFB側で勝手に推奨してくれます。)そう言った、最新情報を武藤先生が教えて下さったので、とても勉強になりましたよ。おまけに、先生はFBやTwitterはなさらないそうです。情報漏えいの懸念があるからと仰っていました。流石ですね。
 
最後は、第3部として、「防犯」カメラ/犯人検挙と個人のプライバシーと題する討論がありました。これ、私がくだくだ説明するより、映像でご覧になったほうが早いです。最初に、元北海道警釧路方面本部長の原田宏二さんのミニ講演がありましたが、映像でもチラッと出てくる愛知県警の「テロ防止」啓蒙ポスターですが、これって、大丈夫でしょうか?見知らぬ人がウロウロしていたり、誰かが身を寄せてヒソヒソ話をしていたり、上着が異様に膨らんでいたら・・・警察に通報を!そしてポスターの一番上は日本の国旗だけ他国より上に掲げて「日本を誇ろう」ですって。こんな安倍さんが喜びそうなセリフを警察が言い放ってしまうなんて、かなりヤバい段階に来ていますね。
 
その後の三者トークは、冴えていましたよ。思わず引き込まれてしまい、メモする余裕もありませんでした。結局、監視カメラが恣意的に運用される懸念があり、法整備も整っていない。実際にその被害も発生しているけれど、大多数の国民には「監視カメラ」の実体が見えていないと言うジレンマがここに在る。警察被害に遭う前に、この問題に少しでも関心を持って頂くのが一番のような気がしました。



原田宏二さん 
元北海道警釧路方面本部長の原田宏二さん

清水勉弁護士 
清水勉弁護士
 

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【 警視庁 不祥事 平成27年2015年まとめ 】  

【 警視庁 不祥事 平成27年2015年まとめ 】

【 警視庁 不祥事 平成27年2015年まとめ 】


職員数)46614 
懲戒処分計)39 (免職5 停職3 減給24 戒告7 )
監督上の措置計)244 (総監訓戒1 警務部長訓戒32 所属長訓戒70 総監注意1 警務部長注意90 所属長注意50 )


【報道】道警不祥事から考える 〈5〉

見えざる不祥事 「懲戒」の7倍超

処分記録、道外では氏名など開示も
2015年 全国警察不祥事、全公開


不祥事を起こした警察官を「免職」や「停職」などの懲戒処分にせず、文書や口頭での「訓戒」「注意」に留める――。
監督上の措置といわれるその内部対応は、多くが外に発表されることなく埋もれていき、国民が検証する機会がほとんどない。
本誌では1月号以降、地元・北海道警で未発表だった轢き逃げや賭博などのケースを報告してきたが、ここで一度その眼を道外に転じてみる。
昨年1年間、各地の警察で処理された“見えない不祥事”を、北海道に居ながらにして可視化してみたら…。(小笠原 淳)

詳細の記事は5月号に記載。
http://hoppojournal.sapolog.com/e449219.html

【 懲戒処分 1 】
処分:停職6か月
所属長意見:(墨塗り)
所属:(墨塗り)署 警部補
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

非違の内容: 
職員は、(墨塗り)係りにおいて勤務しているものである。
職員は、平成26年11月25日、(墨塗り)と飲酒後、(墨塗り)において、酒気を帯びた状態で第一種原動機付き自転車を運転するなどしたものであり、警察官としてあるまじき行為をなし、著しく規律を乱した。

発令執行:平成27年1月16日 
規律違反の分類:交通事故・違反
扱者:(墨塗り)


【 懲戒処分 2】
処分:停職1か月
所属長意見:(墨塗り)  
所属:(墨塗り)隊 巡査
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

規律違反の内容: 
職員は、(墨塗り)として勤務しているものである。
職員は、
1 平成26年10月から11月にかけて、(墨塗り)において、(墨塗り)が所有する現金約13万9千円を窃取する
2 平成25年2月中旬から同年11月中旬にかけて、(墨塗り)において、(墨塗り)に侵入するなどし、(墨塗り)所有に係わる現金合計9千円を窃取するなどしたものであり、警察官としてあるまじき行為をなし、著しく規律を乱した。

発令執行:平成27年1月16日 
規律違反の分類:窃盗・詐欺・横領等
扱者:(墨塗り)


【 懲戒処分 3 】
処分:免職 
所属長意見:(墨塗り) 
所属:(墨塗り)隊 警部補
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

規律違反の内容: 
職員は、(墨塗り)隊に勤務しているものである。
職員は、
第1 平成22年6月2日ころ、(墨塗り)において、2回にわたり(墨塗り)捜査を実施したように装い、
報告書等を作成し、捜査活動に使ったものであると誤信させ、同月24日ころ、隊長から一般捜査費として現金2万4000円の交付を受け、

第2 平成23年2月14日ころから平成25年3月1日ころまでの間、隊長から一般捜査費として交付を受けた現金を業務上預かり保管中、平成23年2月23日から平成25年3月12日にかけて、(墨塗り)等に対し、8回にわたり架空の(墨塗り)捜査又は水増し請求をしたことで、現金合計11万8850円を着服し、

第3 平成24年4月3日ころから平成25年12月2日ころまでの間、隊長から捜査諸雑費として交付を受けた現金1万円を業務上預かり保管中、平成24年4月27日ころから平成25年12月27日ころにかけて、5回にわたり架空の協力者に対する謝礼、架空の駐車場利用をしたことで現金合計5196円を着服したものであり、警察官として法令に違反し、はなはだしく規律を乱した。

発令執行:平成27年1月23日 
規律違反の分類:窃盗・詐欺・横領等
扱者:(墨塗り)


〈 4~8 (墨塗り)隊員らによる捜査費私的流用事案 平成27年1月20日 〉

【 懲戒処分 4 】
処分:減給100分の10 6か月
所属長意見:(墨塗り)  
所属:(墨塗り)課 警部補
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

規律違反の内容: 
職員は、(墨塗り)課に勤務しているものである。
職員は、(墨塗り)当時であった平成22年6月2日から平成23年7月11日までの間、(墨塗り)において、11回にわたり、捜査費合計5万8650円を不適切に執行したものであり、警察官として法令に違反し、著しく規律を乱した。


発令執行:平成27年(空欄)月(空欄)日 
規律違反の分類:窃盗・詐欺・横領等
扱者:(墨塗り)


【 懲戒処分 5 】
処分:減給100分の10 3か月
所属長意見:(墨塗り)  
所属:(墨塗り)署 警部補
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

規律違反の内容: 
職員は、(墨塗り)勤務しているものである。
職員は、(墨塗り)当時であった平成22年4月23日から平成25年7月10日までの間、(墨塗り)において、22回にわたり、捜査費合計5万3300円を不適切に執行したものであり、警察官として法令に違反し、著しく規律を乱した。

発令執行:平成27年(空欄)月(空欄)日 
規律違反の分類:窃盗・詐欺・横領等
扱者:(墨塗り)

【 懲戒処分 6 】
処分:減給100分の10 1か月
所属長意見:(墨塗り)  
所属:(墨塗り)署 警部補
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

規律違反の内容: 
職員は、(墨塗り)勤務しているものである。
職員は、(墨塗り)当時であった平成22年6月2日から平成23年7月11日までの間、(墨塗り)において、11回にわたり、捜査費合計2万5700円を不適切に執行したものであり、警察官として法令に違反し、著しく規律を乱した。

発令執行:平成27年(空欄)月(空欄)日 
規律違反の分類:窃盗・詐欺・横領等
扱者:(墨塗り)


【 懲戒処分 7 】
処分:減給100分の10 1か月
所属長意見:(墨塗り)  
所属:(墨塗り)課 巡査部長
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

規律違反の内容: 
職員は、(墨塗り)勤務しているものである。
職員は、(墨塗り)当時であった平成22年10月24日から平成24年3月21日までの間、(墨塗り)において、7回にわたり、捜査費合計7万700円を不適切に執行したものであり、警察官として法令に違反し、著しく規律を乱した。

発令執行:平成27年(空欄)月(空欄)日 
規律違反の分類:窃盗・詐欺・横領等
扱者:(墨塗り)


【 懲戒処分 8 】
処分:戒告
所属長意見:(墨塗り)  
所属:(墨塗り)署 巡査部長
氏名:(墨塗り) 生年月日:(墨塗り)
配置換え:(墨塗り) 職員番号:(墨塗り)
給料:(墨塗り) 勤務年数:(墨塗り)
勤務成績:(墨塗り)

規律違反の内容: 
職員は、(墨塗り)署において勤務しているものである。職員は、(墨塗り)当時であった平成22年1月15日から平成24年7月2日までの間、(墨塗り)において、17回にわたり、捜査費合計5万9050円を不適切に執行したものであり、警察官として法令に違反し、規律を乱した。

発令執行:平成27年(空欄)月(空欄)日 
規律違反の分類:窃盗・詐欺・横領等
扱者:(墨塗り)



続きは、http://blog.livedoor.jp/tokyolivdoor/archives/2016-07.html

警視庁 不祥事
https://twitter.com/tokyotwite

2016/07/28 (Thu) 11:39 | REPLY |   

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